講師について
四禮 華舟
(しれい かしゅう)
石川県書道教育研究会師範 / 理事
石川県美術文化協会会員
石川県書美術連盟評議員
読売書法会評議員
小二から書道を始め、書歴は35年になりました。
金融機関に勤める傍ら日曜教室を開講し、12年間北國文化センターの講師を務めました。その間、県内外の書展への出品など創作活動を続けるも、子育てとの両立に悩み20年の節目で企業を退職。現在は歴史ある石川県書道教育研究会(石川書研)の事務局を務めながら、多方面にわたって書道を広める活動を行っています。
“ 書道があったからこそ日常も頑張れた ” 経験が原点に —
自身も人より特別秀でたものがなかったものの、幼少期より近所の書道教室へ通い、先生に褒められたり諭されたりしながら継続することで徐々に自分に自信を持てる様になりました。大人になっても、書道は年齢に関わらずたくさんの方々と繋がりをもてたり、自分と向き合い自身を見つめる時間をもつことで、日常ないしは人生を豊かに彩ってくれます。
〜 自分を信じてくれる先生の存在 〜
私が幼少期から20歳までお世話になった恩師はもうこの世にはいませんが、その間に私が先生と言葉を交わしたのはほんのわずかでした。自分の思いを言葉にすることが苦手だった私に対し、書道の作品を通して思いを汲み取ってくれていたように思います。自分なりに完璧に書けたと思う作品にバンバン赤ペンを入れ、(当時はイヤでしたが.. )繰り返し繰り返し熱心に誠実に指導してくれたことを記憶しています。今でも、書いても書いても自分が見えていない部分や新たな課題を見つけて繰り返し書き込めるのは、その粘り強い指導があったからこそだと感じています。
そしてその後も、指導して頂いた先生方が自分の可能性を信じ続けてくれた、見守ってくれたおかげで今があります。私もそんな先生方のように、教え子の可能性を信じる姿勢を持ち続けていきたいと思っています。
〜 書歴 〜
2006.9 第34回 石川の書展 / 佳作賞受賞
2006.12 石川県書道教育研究会 / 師範取得
2008.4 第64回 現代美術展 / 初入選
2008.6 第36回 石川の書展 / 次賞受賞
2010.11 第25回 北國女流展 / 北國賞受賞
2011.11 第26回 北國女流展 / 佳作賞受賞
2016.8 第33回 読売書法展 / 秀逸受賞
2017.7 第45回 石川の書展 / 奨励賞受賞
2018.8 第35回 読売書法展 / 秀逸受賞
2019.8 第36回 読売書法展 / 特選受賞
2021.4 第77回 現代美術展 / 次賞受賞
2021.7 第50回 石川の書展 / 奨励賞受賞
2021.8 第37回 読売書法展 / 秀逸受賞
2021.12 読売書法会評議員へ推挙
2023.7 第52回 石川の書展 / 大賞受賞
2024.4 石川県書美術連盟評議員へ推挙
2024.8 第40回読売書法展 / 奨励賞受賞